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株式会社 文正堂 の日記

扇面→試行錯誤

2011.04.26

扇面(せんめん)とは扇子の地紙(じがみ)のことをいいます
白い地紙そのままの扇子を白扇(はくせん)といい、文字通り模様などのな
い白地のままの扇子。
結婚や慶事の折に羽織や袴に合わせて持つ扇子として、また、絵がないた
め自分で絵を描く、小唄用、書画用、といった用途がありあます。

絵に関しては絵師が多くの枚数を手書きで描き上げ、乾燥させて、折りたた
む行程(通称「オリ」)に進みます

そうやって扇子は作られるのですが…
 書家の文字を扇子に
 自分で描いた絵画やイラストを扇子に
 記念(赤ちゃんの名前など)を扇子に
といった感じの「世界に一つのオリジナル扇子」の需要もあります。

その絵柄。完成した白扇に絵や書を描くことは、形状が扇形であり折りも
あるので非常に難しく、オリ工程をする前の地紙に描いてもらうのが一般的な
のですがオリジナルの扇子一本、または数本のオリ行程を行うことが難しく
まとまった数が必要になってきます。

文正堂では、まとめて50本以上からのオリジナルの扇子を扱っていますが、
現在一本からでも作れるようにいろいろと試行錯誤を行っております。

※写真はサンプルとしてイルカの扇子を作っているところです…

扇面→試行錯誤

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